アバブ&ビロウ - イベントブックで冒険するボドゲ他にある?
なんかホットプレートでファミコンのドラクエ3を温めてバグらせて最強データにするとか「そこまでして、その先に何があるのか」まったく見えないですが、もはや「そこにドラクエ3があるから」温めるんでしょうか。
ホットプレートなくても十分あったかいと評価される「アバブ&ビロウ」をご紹介です。ストーリーとしては、村を焼き討ちされて新天地で新たに村を作り直す、なんていうちょっと暗めの感じですが、ゲームにはあまり関係してきません笑。
地上だけでなく、地下も駆使して、村人増やして村を発展させる、いわゆる拡大再生産ゲームです。
プレイ人数:2~4人、プレイ時間:90分、対象年齢:13歳以上の中量級。
「アバブ&ビロウ」の特長
「アバブ&ビロウ」の一番の特長がイベントブックによる冒険(探検)です。
地上施設は建築アクションにより建てられますが、まず洞窟を発見しないと地下施設が建設できません。 手番で「探検アクション」を実行し、ゲームブックの感じでダイスを振って「イベントブックの54番へ」みたいな感じで地下を探検します。
サブクエストみたいな感じで、それぞれ難易度の低い、難しいどちらにチャレンジするかを決め、成功すると洞窟と報酬をゲットできます。
イベントの種類は215種類あり、選択肢とダイス判定で報酬もさまざま。レア住人も、このイベントで仲間になります。レアすぎですが。
村人集めて洞窟に建築したり、洞窟探索に行ったり
ワーカープレイスメントゲームのワーカーにあたる「村人」は、全員同じではなく、建築ができる人、他の村人を勧誘できる人とか、探検に強い人のように、それぞれ能力がことなります。 6人だけ特別な能力の村人もいたりします。レアすぎてあまり仲間にできないのが、もったいないところなのですが…
探検は、複数で挑戦したほうが成功しやすいこともあり、なるべく大人数で探検したいところですが、建築とか他にもやることがあり、また村人は連続しては働けないため、そのあたりのリソースマネジメントがポイントになります。
初回はコツがつかめず、なにもできないうちに終わってしまったりしますが、わかってくると、終盤は村人や建物が並び、村が復興した!感が味わえます。
WIN | |
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40 | 49 |
基本はワーカープレイスメントなので、やはり、どのタイミングから勝利点をとりにいくか、の読みあいが大事です。育ててばっかりいると負けることに…
「アバブ&ビロウ」は、7ラウンド制です。終了時点での勝利点勝負ですが、単純に資源やお金だけでなく「評判」の要素もあったりして、展開はさまざま。
Kickstarter発のゲームですが、イベントブックがあるためゴリゴリの言語依存のため日本語版が絶対おすすめ。再販で今(2020年末)なら流通しているので、きになったら押さえておいて損はないと思います。
カードスリーブ
スリーブは「はいればいい、なるべく安く」派です。
自分が使っているスリーブはこちら、ご参考まで。
詳細について
鬼滅の刃風ですからね、あくまでも…洞窟に潜らない人は、無限列車編が興行収入1位に到達した記念に、鬼滅の刃風マスクとか。煉獄さんが日本一の男っすね。